Unified Remoteの導入、使い方
今日は最近使ってて便利だと思ったUnified Remoteというアプリをご紹介します。
このアプリを見つけた経緯としてはパソコンをいちいち触らずに音楽を変えたり、音量を調節したいという目的です。しかし、それ以上に機能が豊富なのでぜひご紹介します。
【目次】
機能
無料版でこれだけのWindowsやソフトを操作できます。
- File Manager…パソコンのディレクトリをスマホで見ることができます。ショートカットやプログラムを押すと実行できます
- Keyboard…キーボード入力ができます。
- Media…ボリュームや音楽を再生、一時停止、スキップすることができます。foobar2000で動作確認しました。
- Power…Windowsのパワーメニューを実行できます。外出中パソコンをつけっぱなしにしてて電気が無駄なので消したり?
- Scroll Wheel…スマホでスクロール操作ができます。
- Slide Show…スマホがワイヤレスプレゼンターになります
-
Start…Windowsのスタートアップ項目の管理ができます
- Task Manager…タスクマネージャーです
- Spotify,VLC,Windows Media Center,Windows Media Player…ソフトを個々操作できます。
有料版を購入するともっとできることは増えます。
導入
パソコン側の準備
まず操作したいパソコンにサーバーアプリを入れます。
こちらからどうぞ。Latest Serverを
セットアップの通りに進めていきます。
インストールが終了したら通知領域にUnified Remoteのアイコンがあると思います。それをダブルクリック
ブラウザが開くと思うのでとりあえずパソコン側のセットアップは終了です。
スマホ側の準備
次は、スマホにアプリを入れていきます。
起動して、ログインするとGoogleアカウントで設定を同期してくれます。
同じネットワーク(Wi-Fi)に接続しているとサーバーをインストールしたパソコンの情報を取得して設定してくれます。LET'S GET STARTED!
これで同じネットワークに接続している場合はセットアップは終了です。
家の外から(同じネットワーク外)から使う場合
公式さん
パソコン側の設定
パソコンでUnified Remoteの設定を開きます。
Settings→SecurityでUse the same password for all users.にパスワードを入力します。自分の好きなので良いです。入力したら下のSaveをクリック、サーバーが再起動します。
※この項目は設定しなくても問題はありませんが、セキュリティ上設定することをおすすめします。
他にもWindows Firewallの設定とルータのポート開放を行ってください。ポート番号はデフォルトなら9512です。ポート開放はルータの機種によって違うのでネットで調べてください。
スマホ側の設定
左上の三を押し、Serversをタップ
Saved Serversの項目を長押し、編集
Display NameとHost IP / Addressには何か書いてあると思います。
Host IP / AddressにグローバルIPアドレスを入力します。
そして一番下のPasswordの項目に上で設定したパスワードを入力してください。
WAN: Detected ( <Show IP> )のShow IPをクリックすると出てきます。
多分、MACとWAN IPを入力するとWoLが使えるのかな?WoLを使用するには他の設定も必要です。過去ブログをどうぞ。
スマホからWOLで電源を入れてリモート接続する - 多趣味な風来坊
最後の方は投げやりでしたが、これで一通りの設定は終了です。スマホのWi-Fiをオフにしてパソコンを操作できれば外出先でも使えます。エラーが出る場合はどこかの設定が抜けてます。
では便利なパソコンライフを!